親鸞聖人絵詞傅要訳3

 

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御手習を受ける親鸞聖人

同じ時(四歳)六月十八日

御父有範朝臣卒去してしまい、御舎弟朝麿とともに 伯父三位若狭守(わかさのかみ)範綱卿の養子になりました。

範綱卿は御白河上皇の近臣で博学多才の歌人でした。

 

五歳の時から伯父従四位宗業(むねあり)朝臣(あそん)を師として御手習をはじめました。