2021-07-02 親鸞聖人絵詞傳要訳 6 範綱卿 宗業朝臣などが慰め、法華経の中の四要品(しようぼん)などを授け、これにて母上の菩提を弔うことは教養の第一で、愁傷に沈んでいる心の疲れをとることをさとし、そのことを聞いて、それからは昼夜わたり要品を読誦し、しまいには全てをそらんじました。 その時より出家の御志をもたれました。