九歳の春 伯父範綱卿へ仕切りに出家ののぞみを申しているが、十八公麿まだ幼く、その志があっても、年を経て状況が変わってしまえば、今の方向はあやまりになってしまいます。 父母の名をも辱めることなるのを案じるが、かねがね父有範朝臣卒去のとき、入胎…
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