新春法話会のご案内
早いもので1月も半分が過ぎました。明日はお年玉つき年賀状の抽選日です。
私が子どもの頃は自宅に大量に届く年賀状の中から当選はがきを探すのを楽しみにしておりましたが、近年は個人情報の扱いの関係で学校や職場での住所録等も無くなり、子ども達も年賀状からメール等のやり取りに切り替わってしまいましたので自坊に届く年賀状の枚数も寂しくなりました。今では年賀状だけのお付き合いになってしまった友人も多くなりましたが、手書きでいただく一言はとても懐かしく、この習慣はいつまでも続いてほしいと願うばかりです。
今年は寅年ですので年賀状も様々な寅をイメージしたデザインを楽しめました。ご存知の通り、十二支は日本や中国のアジア圏で広く知られる風習です。
一般的には十二支のお話は神様が正月の朝に12番目までに来た動物にその年の王様にすると決めた話が有名ですが、仏教にも十二支は登場します。
来月はお釈迦様が入滅された日として涅槃会(ねはんえ)が行われますが、お釈迦様が亡くなられた時の様子を表した涅槃図にも十二支が描かれているのです。
ちなみに、つくば分院には先日ご紹介した小林由季先生に描いていただいた涅槃像に集まる動物の絵を描いた懸垂幕がありますが、その中にも龍以外の動物は全て描かれていました。龍は?と思い、探してみましたが、龍は涅槃像の前にある前机の飾りに彫られていましたのでこれで十二支勢揃いです。
つくば分院にご来寺された際は是非とも十二支を探してみて下さい。
最後に1月の法要のお知らせです。
親鸞聖人が讃えた7人の高僧とはどのような僧侶だったのか。
ブログの下欄の方に簡単な説明と本山HPのリンクを貼り付けておりますのでそちらもご覧ください。合掌
専修寺つくば分院の新春法話会に参詣をご希望される方は下記の案内を確認し、お電話にてお申し込み下さい。
【新春法話会の日程】
日時:1月30日(日)
受付:12時30分より(事前予約の方のみ)
法会:13時より
法話:13時30分頃より(今回は真宗に伝わる七高僧のお話です)
定員:10組(先着受付)
終了時刻は15時頃を予定しております。
【参加は無料】
法会の参加費用は無料です。
【参詣記念品】
法会の参詣記念品として、専修寺饅頭と高級煎茶をご用意しております。
【お申込み】
お申し込みは電話受付とさせていただきます。
昨今の社会状況を考慮しソーシャルディスタンスを保つため、参加者を10組程度に限定させていただいております。
お申し込みは下記電話番号までお気軽にお問い合わせください。
専修寺関東別院つくば分院
受付時間 午前9時〜午後4時
電話 0120−15−9434
【七高僧について】
七高僧(しちこうそう)とは、浄土真宗の宗祖親鸞が選定したインド(天竺)の龍樹・天親、中国(震旦)の曇鸞・道綽・善導、日本(和朝)の源信・源空の7人の高僧のこと。「正信念仏偈」の依釈段や、『高僧和讃』に示してある。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
【涅槃堂納骨壇のご紹介】<NEW>
専修寺関東別院つくば分院ではつくば市では初となる永代納骨壇の受付を開始致しました。
散骨や合同墓など、新たな弔いの形を希望される方が増えています。従来のお墓では核家族化、夫婦のみや独居の方への対応が難しくなりつつあります。そのような環境の変化の中において、新しい様式の涅槃堂納骨壇は今最も望まれている安心の方式です。
価格・・・ 個人壇 30万円、家族壇100万円
同時遺骨葬の場合は個人壇50万円(葬儀、法名付き)
管理費不要
以前の宗旨宗派は問いません。真宗高田派の宗義に従ってお勤めいたします。
お気軽にお問い合わせください。
【インターネットで法事】
専修寺関東別院つくば分院ではインターネットで法事も行っております。
僧侶が法事をお勤めし、インターネットで法事の録画映像をご視聴頂けます。
コロナ渦により遠方のご家族やご親族とのお集まりが難しい方なども安心して法事を営めます。
詳しくは下記ページをご覧ください。
【つくば分院のご紹介】
専修寺関東別院では本堂や涅槃堂での法事また、ご自宅や墓前での法事も承っておりますのでお気軽にご相談ください。
また、涅槃堂は関東では非常に珍しいお釈迦様の入滅のお姿の涅槃像をご本尊とし、内装には雅楽菩薩が壁面に描かれ、両袖には茨城県出身の絵本作家小林由季先生が手掛けた懸垂幕が掲げられておりいつでもご見学頂けます。