つくば分院成道会ご案内

f:id:senjuji_tukuba:20211119223319p:plain

 朝晩の冷え込みも大きくなり、お鍋の美味しい季節になりました。

冬のお鍋に重要な野菜が白菜ですが、茨城県は長野県に並ぶ全国1位〜2位の生産量で、つくば市近郊の県西地区は特に白菜の生産が盛んです。

そんな冬に欠かせない白菜ですが、もともとの原種はアフガニスタンパキスタンの国境に近い山地であることがわかったそうです。それが長い年月をかけて中国に渡り、品種改良が進んで白菜が生まれたそうです。そして明治以降に日本に渡り、今のように安定して生産されるようになったのは昭和になってからだそうです。こうして日本の冬に欠かせない白菜も、多くの人たちの苦労によって出来上がったに事に感謝して頂きたいたいと思います。

 

 今回、成道会のお知らせで使用した絵は、茨城県出身の絵本作家である小林由季先生に描いていただいたつくば分院オリジナル絵本『おしゃかさまのねがい』の中から、お釈迦様が悟りを開かれた場面を使わせて頂きました。今後はナレーションを入れて動画配信する予定ですので、こちらも楽しみにお待ちください。

また、このたび小林先生の2冊目の絵本の発売が発表されました。タイトルは『あさごはんのたね』です。「食」や「農業」の大切さを子どもたちに伝える絵本ですので、ご興味ありましたら下記リンクをご確認ください。

小林由季Instagram

 

 最後に12月の法要のお知らせです。

およそ2500年前、お釈迦様がインド北部のブッダガヤの菩提樹の木の下で悟りを開かれたこと(成道)を祝う、成道会(じょうどうえ)と呼ばれる法要が営まれます。

法話ではつくば分院オリジナル絵本『おしゃかさまのねがい』を使ったお釈迦様のお話しをします。年末のお忙しい時期にはなりますが、多くのご参加をおまちしております。合掌

専修寺つくば分院の成道会に参詣をご希望される方は下記の案内を確認し、お電話にてお申し込み下さい。

【成道会の日程】

日時:12月12日(日)

受付:12時30分より(事前予約の方のみ)

法会:13時分より

法話:14時頃より(今回はつくば分院オリジナル絵本「お釈迦様の願い」法話です)

定員:10組(先着受付)

終了時刻は16時頃を予定しております。

 

【参加は無料】

法会の参加費用は無料です。

【参詣記念品】

法会の参詣記念品として、専修寺饅頭と今回の法話で使用する絵コンテをご用意しております。

f:id:senjuji_tukuba:20211125141327j:plain

【お申込み】

お申し込みは電話受付とさせていただきます。

昨今の社会状況を考慮しソーシャルディスタンスを保つため、参加者を10組程度に限定させていただいております。

お申し込みは下記電話番号までお気軽にお問い合わせください。

 

専修寺関東別院つくば分院

茨城県つくば市赤塚679-5

受付時間 午前9時〜午後4時

電話 0120−15−9434

 

f:id:senjuji_tukuba:20210826143228j:plain

f:id:senjuji_tukuba:20210830102933j:plain

つくば分院は国道345号線沿いの南欧風の外観が目印です。

【成道会について】

成道会は、お釈迦様が悟りを開かれた日である12月8日をご縁として厳修されます。

成道会のほかにも涅槃会(お釈迦様が入滅された日の2月15日をご縁とした法会)、灌仏会(お釈迦様が生まれた日の4月8日をご縁とした法会)が有り、これらは釈尊三大法会として宗派を問わずお釈迦様を讃えて感謝する法会として営まれています。

以下、本山専修寺ホームページより引用

第75話 さとり

 6年間の山中における苦行によって、心身ともに疲れ切っていたお釈迦(しゃか)さまは、スジャータから乳粥(かゆ)の布施(ふせ)を受けて再び生気をとりもどされました。そして、今度はブッダガヤにある大きな菩提樹(ぼだいじゅ)のもとで瞑想(めいそう)に入られました。

 悪魔は相変わらず押し寄せてきて、精神統一をしているお釈迦さまの邪魔をしました。悪魔とは、私たちの眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)〔六根 (ろっこん)〕から入ってくる誘惑のことです。例えば、美味しい食物の匂いがすると食欲がそそられるといった具合です。自分に都合のよい意見や話には耳を傾けてしまうし、世間の学説や評判を常に気にすることなどは、修行しているものにとってはすべて悪魔なのです。

 しかし、お釈迦さまは、今度こそ見事に、これらの悪魔に動ずることもなく誘惑を断ち切って、遂にさとりを開かれたのでした。

 さとりとは、

  あらゆるものは、縁によって生まれ、縁によって変化し、

  縁によって滅するという「縁起(えんぎ)の道理」によることを

  明らかにされたのです。

 お釈迦さまは、このようにさとられて、私たちに救いの道を説かれることになりました。

 さとりをひらいて仏陀(ぶっだ)となられたとき、お釈迦さまは35歳でした。また、さとりをひらいた日が12月8日だったので、この日を「成道(じょうどう)の日」と呼んでいます。

真宗高田派本山専修寺ホームページ ひとくち法話No75 ―お釈迦さまのご生涯6― より

真宗高田派本山 専修寺

【インターネットで法事】

専修寺関東別院つくば分院ではインターネットで法事も行っております。

僧侶が法事をお勤めし、インターネットで法事の録画映像をご視聴頂けます。

コロナ渦により遠方のご家族やご親族とのお集まりが難しい方なども安心して法事を営めます。

詳しくは下記ページをご覧ください。
 

インターネットで法事 はこちらをクリック!  

f:id:senjuji_tukuba:20211104112705j:plain

【つくば分院のご紹介】

専修寺関東別院では本堂や涅槃堂での法事また、ご自宅や墓前での法事も承っておりますのでお気軽にご相談ください。

また、涅槃堂は関東では非常に珍しいお釈迦様の入滅のお姿の涅槃像をご本尊とし、内装には雅楽菩薩が壁面に描かれ、両袖には茨城県出身の絵本作家小林由季先生が手掛けた懸垂幕が掲げられておりいつでもご見学頂けます。

f:id:senjuji_tukuba:20210830104615j:plain